サクラの花が咲きそうな非常に心地よい時期になりましたね。この春先というのは、樹木の強剪定にとても適している時期でもあります。その理由としては、暖かくなり根が動き出す前に強く剪定してもすぐに、新芽が芽吹きだすからです。大きくなりすぎた樹木に関しては、敢えてこの時期に強く剪定しても枯れる可能性は非常に少なくなります。若い小枝を吹かしなおすのもいいかと思います。

弊社が40年以上樹木管理させていただいている慇重寺というお寺の中にあるクスノキです。この剪定は2年に1度程度のペースで枝透かしをします。写真では分かりづらいかもしれませんが、高さでいいと4階くらいに相当すると思います。あまりに大きく枝が横に伸びているので非常に危険な作業です。